「食用のヘンプオイルってどんなものなんですか?」というご質問をいただいた際
見た目について「深いみどり色をしていて・・・」 とお話すると、驚かれることがあります。
「えっ、どうしてみどり色なんですか???」
それは・・・葉緑素(クロロフィル)が含まれているからです!
葉緑素は植物に含まれる緑色の色素で、光合成を行うのに欠かせない要素。
ほうれん草、春菊、パセリなど緑色の野菜にも含まれていますよね。
ヘモグロビン(血液色素)と化学構造が似ていて、ヘモグロビンの場合は“ポルフェリン核”の真ん中に鉄が、葉緑素の場合はマグネシウムがついています。
↓↓左がヘモグロビン,右が葉緑素
わたしたちは体内でこのポルフェリン核を作ることができず、葉緑素から摂るしかないそうです(※)。ヒトの体内で葉緑素のマグネシウムが鉄に変わるんですね。
初めてヘンプオイルの緑色を見たときに思い出したのが、何年か前に知人からもらった1本の液体クロロフィル。。
その液体クロロフィルにはデトックス効果や坑酸化作用,脱臭作用がある、ということでしたが、実際のところはどうだったのか・・・
2ヶ月間ほど摂ってみましたが、期間が短すぎたのか、正直なところよく分かりませんでした(^_^;)
が、、スッキリ,サッパリしていて、わりと飲みやすかったのを覚えています。
ヘンプオイルのサッパリ風味も葉緑素からきているのかも。。
※参考:特定非営利活動法人 日本食品機能研究会
http://www.jafra.gr.jp/tazawa.html