知っているようで知らないヘンプシードの栄養価をおさらい

知っているようで知らないヘンプシードの栄養価をおさらい

「健康に良い」とわかるけど、含まれている栄養価を実は知らない方も多いですね。知っているようで知らないヘンプシードの栄養価をおさらいしますので参考にして下さいね。

ヘンプパウダー(ヘンププロテイン)はたんぱく質が豊富

ヘンプシード(麻の実)の油を搾って、粉砕したものが「ヘンプパウダー」ですが、たんぱく質がとても豊富に含まれています。ヘンプキッチンで販売しているヘンプパウダーは20g中のたんぱく質量が約9.8gという高たんぱくな製品です。ヘンプパウダーは別名ヘンププロテインパウダーとも呼ばれており、ナチュラルな加工のみで製造されています。

良質な植物性たんぱく質。必須アミノ酸も含まれています。

食事から摂取することが望ましいアミノ酸を必須アミノ酸といいますが、ヘンプパウダーには必須アミノ酸全9種が含まれています。
20g当たりの量は
・バリン438㎎
・ロイシン608㎎
・イソロイシン344㎎
・リジン337㎎
・メチオニン224㎎
・フェニルアラニン414㎎
・スレオニン313㎎
・トリプトファン75㎎
・ヒスチジン244㎎
となります。

ヘンプパウダー大さじ1杯で何グラム?

大さじ1杯で約7.5gくらいです。計算上では半分の約3.7gくらいのタンパク質が摂取できることになります。タンパク質不足を感じた時に毎日の食生活に加えてみて下さいね。

ヘンプシードナッツ(麻の実ナッツ)は必須脂肪酸(オメガ3:n-3系脂肪酸やオメガ6:n-6系脂肪酸)、たんぱく質などがバランス良く含まれています。

必須脂肪酸は脂質の一種でこちらも食物からの摂取が推奨されている栄養素です。たんぱく質の含有量はヘンプパウダーよりも劣りますが必須脂肪酸とたんぱく質を一緒に摂りたい時はヘンプシードナッツがおすすめです。

ヘンプシードナッツ20gの栄養価はどれくらいでしょう?

ヘンプシードナッツ20gの中には
・タンパク質6.4g
・n-3系脂肪酸2.0g
・n-6系脂肪酸6.24g
ほど含まれています。

ヘンプシードオイル(麻の実油)は成分の約80%が必須脂肪酸です。

GLAも必須脂肪酸の一種で免疫細胞や若々しさを保つために欠かせない重要な栄養素です。数少ない植物油にしか含まれていない希少な栄養素で、血圧調整、子宮筋調整、アレルギー反応機能などといった様々な生体調整機能にはたらき、その改善に効果的と言われています。

希少な栄養素のGLA(ガンマ・リノレン酸)も含まれています。

GLAも必須脂肪酸の一種で免疫細胞や若々しさを保つために欠かせない重要な栄養素です。数少ない植物油にしか含まれていない希少な栄養素で、血圧調整、子宮筋調整、アレルギー反応機能などといった様々な生体調整機能にはたらき、その改善に効果的と言われています。

ヘンプシードオイルは大さじに軽く1杯で約10g

この10g中にn-3系脂肪酸が2.0g、n-6系脂肪酸が6.0g含まれています。GLA(ガンマ・リノレン酸)は0.4g含まれています。多くの必須脂肪酸が一緒に摂取できるのが他の多くのヘルシーオイルにはないヘンプシードオイルの優れた特徴です。

 

まとめ

 

ヘンプシード(麻の実)は製造・加工方法によって3つの製品になり、栄養価も変わってきますが、すべての製品に植物性の良質な栄養素が豊富に含まれています。体内で作り出すことができない必須アミノ酸や必須脂肪酸を効率良く摂取するにはサプリメントなどを取り入れる方法もありますが、なるべくナチュラルな製法で自然のままに必要な栄養を摂りたい方にヘンプシードはとってもおススメな食品です。ぜひ気軽に普段の食卓に取り入れて下さいね。