“アメリカではヘンプがよく知られた食材のひとつになっているようです”といった内容を前回投稿したのですが
アメリカ合衆国に流通しているヘンプフードは、他国(主にカナダ)から輸入されたものということです。
ヘンプを産業利用することは認められているのに、栽培は事実上連邦政府によって禁じられている、という状態。。
1940年代の合衆国はヘンプの一大産地でした。
第二次大戦中は軍事用としても大変重要な作物だったため、ヘンプ栽培者とその子息は兵役を免除されたほどだったとか。
ところが“向精神性作用”があるカンナビス(いわゆるマリファナ)が禁止されるにともない、産業用ヘンプの栽培まで非合法化されてしまったんですね。。
産業用ヘンプには向精神性作用がないのですが・・・
今のところハワイやケンタッキーなど10州で、州法上産業用ヘンプの栽培を認める動きがあるようですが、
米国麻薬取締局(DEA)の許可がおりず、実際に栽培するにはまだまだ、という感じです。
合衆国の小売市場ではヘンプ製品の年間の売り上げが約3億米ドルを超えている、ということなので、その良さは広く受け入れられているようですね。。
ヘンプフードをもっと多くの人に知っていただけるよう、ヘンプキッチンもがんばります\(*⌒0⌒)♪
参考:
Hemp as an Agricultural Commodity (http://www.fas.org/sgp/crs/misc/RL32725.pdf)
Hemp: Could the US rekindle its love affair? (http://www.bbc.co.uk/news/magazine-20463504)