近年、加熱をせずに摂取する食用油の需要が高まり、スーパーなどに多く展開されていますよね。その中の一つであるヘンプシードオイルは1日にどのくらい摂取するのが理想なのかをご紹介しようと思います。
ヘンプシードオイルとは?
ヘンプシードオイルとは麻の実を殻ごとコールドプレス(低温圧搾)して抽出した油のことをいいます。ナッツのような香ばしい風味とフレッシュな味わいが特徴です。
ヘンプシードオイルを1日でどのぐらい摂るのが理想?
ヘンプシードオイルの1日摂取量の目安は10gです。これはn-3系脂肪酸の摂取基準値(※)を元にしています。油は大さじ1杯が約12gですので、大さじ弱が約10gとなります。年齢や性別によってその摂取基準値は若干変動いたしますので、例えば小さいお子様に食べさせる場合は1日でティースプーン1杯弱から始めて、からだに異変がないか確認しつつ摂取させるのが良いでしょう。
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」参照
ヘンプシードオイルの栄養素
ヘンプシードオイルにはn-3系脂肪酸の「α-リノレン酸」やn-6系脂肪酸の「リノール酸」などが豊富に含まれています。これらは必須脂肪酸と呼ばれ、人間のからだに必要な脂質のことを指します。ヘンプシードオイルに含まれている必須脂肪酸は、血圧やコレステロール値の低下、皮膚や関節の炎症を予防・抑制などの効果が期待されています。油でありながらコレステロールとトランス脂肪酸がフリーなのも強い利点です。
10gはどう使えばいい?
1日10gですので、1食で摂ってもいいですし、朝昼夕で分けて摂るのもいいかと思います。そのまま召し上がるのでしたらまずはティースプーン1杯から試してみてください。油を直で飲むのに抵抗がある方は塩をお好みで加えてパンにつけたり、ドレッシングやマヨネーズに混ぜると食べやすいかと思います。
スタッフおすすめの食べ方をご紹介♪
先ほどご紹介した他におすすめの食べ方をご紹介いたします。ヘンプシードオイルは意外と和食との相性が良く、納豆や冷ややっこなどにもかけてお召し上がり頂けます。オリーブオイルのようにカルパッチョにかけたり、パスタの仕上げに和えるのもおすすめですよ。ヘンプシードオイルは高熱に弱いという特性があり煮込み料理には向いていませんが、味噌汁やカレーなどの仕上げに垂らして使うのであれば、栄養面も心配なくお召し上がりいただけます。
まとめ
いかがでしょうか?ご参考になればとても幸いです。1日10gがハードル高いという方もいらっしゃると思いますが、皆さんそれぞれのペースでぜひ続けてみてくださいね。
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